30代でアパレルから転職し、フリーランスという道を選びました。
ただ正直に言うと、私はもともとアパレルに向いていない人間でした。
MBTIでいうとINTJ、協調性より単独行動が得意で、感情より論理で動くタイプです。
そんな性格でありながら、接客・チームワーク・感情労働が求められるアパレル業界で15年間働き続けました。
途中、限界を感じて休職した時期もあります。
この記事では、アパレルを辞めてフリーランスになるまでの流れと、転職後のリアルな変化を体験談としてお伝えします。
アパレルを辞めた直後の状態
退職届を出した日のことは、今でも覚えています。
怖さや不安がくるかと思っていましたが、最初に来たのは「15年間、本当によく頑張った」という気持ちです。
向いていないとわかっていながら、辞める決断がなかなかできませんでした。
限界を感じながらも、アパレルにすがり続けていた自分がいたからです。
それでもようやく踏み出せたとき、怖さよりも先に「やっと決められた」という安堵感がありました。
アパレルを辞めことへの後悔は、その瞬間も今も、一度もありません。

アパレルを辞めてなぜ正社員ではなくフリーランスを選んだのか
もう組織に属することが自分には無理だとわかっていたから
アパレルを辞めるとき、正社員という選択肢はほとんど考えませんでした。
もう組織に属することが、自分には無理だとわかっていたからです。
上司の指示に従い、チームで動き、会社のルールに合わせること自体が、15年間ずっと消耗の原因でした。
私は、辞めようと思い始めてから決断するまでに7年かかりました。
頭の中ではフリーランスしかないとわかっていましたが、安定した収入を手放すことへの怖さや、本当にやっていけるのかという不安が、なかなか踏み出させてくれなかったのです。
それでも最終的に決断できたのは、組織が変わっても自分の性格は変わらないという確信があったからです。
正社員である限り、同じことが繰り返されるだけだと気づいたとき、フリーランスという選択肢しか残っていませんでした。
協調性より、自分のやり方で動ける環境が必要だった
私がフリーランスを選んだ理由のひとつに、協調性よりも自分のやり方で動ける環境が必要だったことがあります。
私は、自分が納得したことしかできない性格で、正しいと思えないことに合わせることに人一倍消耗してしまうためです。
MBTIでいうとINTJで、納得できなことで上司と揉めたことは何度もあります。
店長時代はチームを形成し、スタッフの教育や店長の輩出にも力を注いできました。
ただそれは、自分が正しいと納得した方向に向かってチームを動かしていたからこそできたことです。
会社や上司の方針が納得できないとき、それに合わせ続けることが一番の消耗でした。
フリーランスになって自分のやり方で動ける環境に身を置いたとき、消耗の種類がまったく変わりました。
転職エージェントに相談してみた話
フリーランスを選ぼうと決めていたものの、辞める前に転職エージェントに相談しました。
「正社員という選択肢を、本当に捨てていいのか」を確認したかったからです。
背中を押してほしかったわけではなく、自分の判断が正しいかどうかを、第三者の目で確かめたかったのだと思います。
実際に相談してみて、わかったことがあります。
- アパレル店長の経験は、思っていた以上に市場価値があること
- 正社員として転職するなら、選択肢は十分にあること
- それでも私には、組織で働くイメージがどうしても持てなかったこと
エージェントに話を聞いてもらいながら、「やっぱり自分にはフリーランスしかない」という確信が深まりました。
相談したことで転職を選んだわけではありませんでしたが、「考え抜いたうえでの決断だった」という納得感が持てたのは、今でもよかったと思っています。
アパレルを辞めることを迷っているなら、まず相談だけでもしてみるのをおすすめします。
話しながら整理されることが、思っている以上にあります。
転職するかどうか決まっていなくても、相談だけでも全然OKです。
私自身、フリーランスになると決めていた状態で相談しましたが、それでも話してよかったと思っています。
まず動いてみることで、自分の気持ちが整理されます。相談は無料です。

フリーランスになってからのリアルな変化
フリーランスになってから、誰かの機嫌をうかがったり、理不尽な指示に振り回されたりすることがなくなり、心の消耗は大きく減りました。
一方で、自由になったからこそ感じる不安や、実際になって初めて分かった大変さもあります。
ここからは、フリーランスになって感じたリアルな変化を正直にお伝えします。
収入が安定するまでに時間がかかった
フリーランスになってからの数ヶ月は、収入の見通しが立てにくい時期が続きました。
アパレル時代は給料日になれば必ず振り込まれていたものが、自分で動かなければ何も入ってこない仕組みに変わったためです。
ただ正直に言うと、退職前にある程度の準備はしていました。すぐに収入ゼロになる状態で飛び出したわけではありません。
それでも、以下のような不安は消えませんでした。
- 案件が重なる月と少ない月で、収入にばらつきが出た
- アパレル時代の安定した給料と、無意識に比べてしまうことがあった
- この状態がいつまで続くのかという見通しの立てにくさが、じわじわと効いてきた
それでもアパレルに戻る気持ちは一切ありませんでした。
不安よりも「どうにかするしかない」という気持ちの方が常に上回っていたので、目の前の仕事に集中することができました。
私はフリーランスを選びましたが、それが全員に合う答えではないと思っています。
まず自分にどんな選択肢があるのかを知るだけでも、気持ちが楽になることがあります。
相談は無料で、話を聞くだけでもOKです。

孤独には思っていたより早く慣れた
一人で働くことへの不安は、フリーランスになる前のほうがずっと大きかったです。
実際にやってみると、職場の人間関係に消耗していた分、一人の時間が苦痛どころか快適だったからです。
具体的には、以下のような変化がありました。
- 誰かの機嫌を読む必要がなくなり、仕事に集中できるようになった
- 静かな環境の方が思考が整理されやすく、成果が出やすいと感じた
- 雑談や飲み会がなくなったことを、一度も寂しいと思わなかった
INTJという性格もあると思いますが、孤独への耐性は最初から心配するほどではありませんでした。
むしろ、一人で動ける環境がこれほど自分に合っていたのかと、フリーランスになって初めて気づきました。
フリーランスになって初めて、自分が「向いている」と感じた
フリーランスになって初めて、仕事が「合っている」と感じる瞬間が増えました。
納期さえ守れば、いつどこでどう動くかを自分で決められる環境が、自分の性格に合っていたからです。
具体的には、以下のような場面でそれを実感しています。
- 自分のペースで考えて動ける分、仕事の質が上がったと感じる
- 納得できる方向に向かって動けるので、消耗の種類がまったく変わった
- 「やりたいことに向き合う消耗」は、アパレル時代の「合わせ続ける消耗」とは質が違う
アパレル時代に感じていた消耗は、自分の性格と環境のミスマッチから来ていたのだと、フリーランスになってから初めてわかりました。
向いていない環境で15年間働き続けた経験があるからこそ、今の環境が自分に合っていることを、毎日実感しています。
※詳しい月収の推移はnoteに書く予定です(準備中)
アパレルを辞めることより、辞めずに後悔するほうが怖かった
私はアパレルに向いていないとわかっていながら、15年間働き続け、辞めようと思い始めてから実際に動き出すまでに7年かかりました。
その7年間でいちばん消耗したのは、仕事そのものではなく「辞めたいのに辞められない自分」です。
踏み出せない理由は、いくらでも作れます。
収入への不安、次が見つかるかどうかの不安、アパレルしか知らない自分への不安など、今悩んでいる方には思い当たるものがあるのではないでしょうか。
それでも最終的に動けたのは、「辞めずにこのまま後悔する方が怖い」という気持ちが、不安を上回ったからです。
辞めてからのリアルは、決して楽ではありませんでした。
最初の月の収入は2万円台で、貯金を切り崩しながらの綱渡りでした。
それでも、アパレルに戻りたいと思った日は一度もありません。
アパレルを辞めたいと思っているなら、まず選択肢を知ることから始めてみてください。
転職でもフリーランスでも、動いてみないと見えてこないことがあります。
話を聞くだけでも、気持ちが整理されることがあります。
動き出すタイミングに、正解はありません。
ただ、早く動いた方が後悔が少ないのは確かです。
相談は無料で、話を聞くだけでもOKです。
まず自分の選択肢を知ることから始めてみてください。

